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サラリーマン時代、節の間隔が詰まった「五三竹」と呼ばれる竹を見せてもらったのをきっかけに、たった2冊の本を頼りに独学で作り方を習得。会社を退職後、「自分の作り方が間違っていないか」確かめるために、東京の職人の下で修行を積む。冬場に国東半島の竹林に通い、200〜300本の竹を集め、川で洗い、1本ずつ炭火であぶって油抜きを行い、天日で1ヶ月半ほど干し、さらに日の当たらない場所で3〜5年間自然乾燥させ、ようやく材料になる。これを30〜90センチの必要な長さに切って継ぎ目の形を作り、継ぎ目を補強するために絹糸を巻いて漆を塗るなどの作業を経て、ようやく1本の竿ができる。
1年間に作ることができるのは十数本!「竿を作っている時は、何より楽しい」と話す丸谷さん。竹と絹糸と漆の芸術品と言われる和竿の美しさは時の回廊の中で何よりも輝いて見えます。
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